MLBが開幕しレギュラーシーズンはエンゼルスのマイク・トラウト選手と大谷翔平選手の話題で持ちきりですね!
エンゼルスはトラウト選手や大谷翔平選手の様なスター選手がいるのに、なぜ弱いし勝てないのに契約したのかと言われています。
なぜ弱いと言われるさなかにも大谷翔平選手やトラウト選手の活躍は記録をつくるなど、チームへ貢献している姿も目にしています。
メジャーリーグで他にもっと強いチームはあるのに、なぜトラウト選手や大谷翔平選手はエンゼルスと契約したのか疑問に思うことでしょう。
トラウト選手や大谷翔平選手はエンゼルスと契約したのはなぜなのか解説したいと思います。
トラウトはなぜエンゼルスと契約したの?
トラウトは「最強打者」として10年近くMLBに貢献していて、現役最高選手と言われ誰もが認める正真正銘のスーパースターです!
そんなスーパースター選手が契約している「エンゼルス」は大谷翔平選手が入団して、日本でも知名度が上がりました。
気になるのはエンゼルスの強さですが、「エンゼルスは弱い」と近年巷では言われています。
2002年にメジャーリーグ優勝を果たしたことのあるエンゼルスですが、全米で評価されていた時期もあるそうです。
エンゼルスとはどんなチームで、なぜトラウト選手や大谷翔平選手も契約するのか疑問を解説したいと思います。
エンゼルスに大きな義理があるから
トラウト選手は高校卒業時にエンゼルスからドラフト1位指名で入団しました。
その時のエンゼルスに対する恩があったことが一番の理由と言われています。
「はじめからからずっと、私はこの場所にいたいと思っていました。エンゼルとしてプレーした時間を楽しんでいましたし、チームや同僚たち、そしてファンたちを今後も代表することを楽しみにしています。 引用元:Full Countより
チームやエンゼルスファンにも感謝する気持ちが大きいのですね。
エンゼルス所属での経験がトラウト選手だけでなく、トラウト選手の「家族にもとても計り知れない影響を与えてくれた」ともコメントをしています。
エンゼルスと12年もの契約を結んでいる
2019年3月20日にマイク・トラウト選手はエンゼルスと12年の契約を結んでいます。
契約金は12年総額で4億3000万ドルです!
日本円にすると479億5000万という、ちょっと理解出来ないレベルの金額に、さらに10年総額3億6350万ドルが上乗せされました。
これは日本円で405億3500万円という桁違いの、当時のプロスポーツ史上最高額の契約です。
すごいですね~^_^
トラウト選手は契約時27歳なので2030年までの契約満了時は39歳と、エンゼルスとは事実上の「生涯契約」を結びました。
トラウト選手は「ずっとこの場所にいたい」と言っています。
「ずっとこの場所にいたい」とトラウト選手のエンゼルスチームへの愛が感じられますね!
チームへの愛が再契約に繋がっているとは?
トラウトは2009年のドラフトでエンゼルスの1巡目指名を受けていました。
トラウト選手の父親も野球選手だったこともあり、16歳の時には早くもスカウトの目にとまり、その実力と将来性を見込まれていたのです!
スカウトによって18歳のマイク・トラウトはエンゼルスと120万ドルで契約しました。
19歳で早くもメジャーデビューをしていて、これは10代で大リーガーデビューをしたのは歴代で23番目となっています。
昇格後のトラウト選手は、史上最年少で新人初の「30本塁打・30盗塁」を達成するなど数々の記録をつくり2014年にエンゼルスと6年契約に合意しています。
メジャー最高の選手と言われているトラウト選手が契約が切れる2020年オフに他のチームへ移籍するのではないかとささやかれていました。
トラウト選手が幼少期から大好きだった「ヤンキース」へ移籍することも出来たのかもしれませんね。
ですがトラウト選手はこのときにも「チームメイトが大好きでオーナーのアルトゥロ・モレノにも大きな義理がある」と語っています。
トラウト選手はエンゼルスが本当に大好きで、チームへの愛があるからこそ有力球団へは行かずに、エンゼルスに居続けるんですね!
エンゼルスは大谷翔平も活躍してるけどなぜか弱い?
エンゼルスは2002年にメジャーリーグ優勝にも輝いた実績あるチームで、その後6年間は所属するアメリカンリーグ西地区で5回の優勝をはたしています。
当時の西地区にはアスレチックスやレンジャーズなど、力のあるチームがいたのに優勝出来たことは評価された出来事でした。
エンゼルスにはスーパースターのトラウト選手と大谷翔平選手がいるのに大谷選手所属後もチームの成功に繋がっていないようです。
弱いと言われてしまう理由3つを解説します。
中継ぎ選手の補強がおざなり
サンドバル ← めっちゃ良いメキシコチームのピッチャー トラウト ← めっちゃ凄いアメリカのキャプテン 大谷翔平 ← めっちゃ凄い日本のスター
これ全員エンゼルスなんでしょ? これでなんでエンゼルス弱いん😰 — ぷんすわ (@l__l__I__l__l) March 21, 2023
エンゼルスが弱いと言われている一番の問題は「中継ぎ」問題です。
大物打者の補強を繰り返したエンゼルスは長期的視野に欠け、てこ入れが必要な投手陣の捕強がおざなりになっていることも影響しています。
どんなに大谷翔平選手が活躍したとしても、中継ぎ投手に交代した後逆転してしまう試合の場面も目にします。
なんどもこのフレーズを耳にすることを「なおエ」と評しています。
ここ数年中継ぎがひどいといわれて、ナイトメア(悪い夢にうなされること)とも揶揄されています。
先発投手の育成不足
先発投手の防御率が大谷翔平選手以外、低迷していることも大きな弱点になっています。
先発投手陣のレベルアップが必要になってくるので、今後は投手陣の獲得が課題となってきます。
エンゼルスが獲得を狙っている選手が今季で契約が切れる、ホワイトソックスのルーカス・ジオリト選手です。
ジオリト選手はメジャーでも指折りの球威を誇る豪腕エースと言われています。
WAR(打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標)も大谷翔平選手より高い数値を記録しています。
先発投手の育成にも失敗しているエンゼルスは、期待していた投手が揃って怪我に苦しみ、マイナー供給もままならない状態でした。
下位打者の破壊的状態
エンゼルスの下位打者は奈落の状態でチームの足かせになっていると指摘されています。
エンゼルス下位打者もっと粘れ!
— リュウジ (@2002Ryuuji) June 16, 2023
大谷翔平選手やトラウト選手の上位打者に続く、下位打者の破壊的な状態がエンゼルスが弱いと言われる要因でもあると思います。
半分の打者がほぼ自動アウトになっていて、エンゼルスのフィル・ネビン監督代行も苦戦していると認めた上で戦力を加えることを伝えていました。
2023年に下位打者が補強されたことで、昨年とは比べものにならないくらい良くなっていると思います!
まとめ

トラウト選手が、エンゼルスになぜこだわり契約しているのは、チームメイトへの愛情とオーナーへの義理を感じていると義理人情に厚いトラウト選手の人柄からでした。
メジャー最高の選手と言われながら他球団へ移籍せずにエンゼルスに留まり再契約をなぜしたのかとても不思議でした。
でもトラウト選手がチームの勝利を常に考え貢献している姿にスター選手であるのと同時に人格者でもあると思いました。
大谷翔平選手もいながらエンゼルスは弱いと言われていますが、スター選手と活躍出来ていない選手の落差が激しいことが分かりました。
大谷翔平選手の成績だけではチームは勝つことは出来ません。
多くの記録を作り続けているトラウト選手と大谷翔平選手にとって、エンゼルスが弱いと言われてしまうのは残念なことでしょう。
球団が今後、下位打者や先発投手の育成に力を入れ、トラウト選手や大谷翔平選手の活躍をきちんとチームの勝利に活かして欲しいと思います!