古宇利島には黒龍神が住む、スルル洞という洞窟があります。
スルル洞(スルルガマ)は年に1度、大干潮の時にしか入れない、時期が限定されたスピリチュアルな場所です。
このスルル洞には黒龍神の龍が住んでいるパワースポットです。
そんな貴重なツアーを沖縄の古宇利島で体験してきました。
スルル洞の存在は龍のいるスピリチュアルな場所の話を聞いて、初めて知りました。
全国から沖縄の古宇利島まで足を運び、スルル洞のパワースポットの場所は一体どんな魅力があるのか?
実際にスルル洞で体験した出来事や古宇利島の見どころも合わせてご紹介していきたいと思います。
スルル洞の龍のいる場所への行き方や、沖縄の古宇利島の見どころのスポットも参考にされてみて下さい。
沖縄の龍のスピリチュアルな場所とは?

沖縄県の古宇利島に生まれた、渡具知綾子さんと言う沖縄のユタさんがいらっしゃいます。
今回は渡具知さんに案内して頂くスルル洞のツアーがあると知って、参加してみました!
渡具知さんは80代とおっしゃっていましたが、とても80代には見えないエネルギーがある方で、スルル洞に行くまではかなり厳しい急斜面もあるのに、そこを一緒に降りられたり、洞窟の入り口をシャベルで自ら掘ったりする姿にびっくりさせられました。
毎年、スルル洞が大干潮になる月(3月~4月)にツアーが行われるため、興味ある方は前もって「渡具知綾子と行くスルル洞ツアー」を検索してチェックしておいて下さいね。
スルル洞の場所
ツアー参加者はスルル洞に行くために、最初に古宇利島にある「龍乃宮館」に集合します。
沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2-1 龍乃宮館
TEL:0980-56-2187
そこから車でスルル洞入り口まで乗せて頂き、そこからスルル洞に向けて草木の中をかき分け、降りていきます。
前日に雨が降っていて、土が少しぬかるんでいたために滑りやすくなっていました。
途中から少し急斜面の坂になるので、脇にあるロープを掴みながら降りていきます。
80代の渡具知さんも一緒に降りましたが、流石に慣れたものです。
自力でスルル洞に行こうと思うと、少し分かりづらい場所かもしれません。
何度も行かれている渡具知さんを筆頭に、ツアーの方が案内してくれるので、初めてでも安心出来ました。
スルル洞を体験してみた!

スルル洞の入り口はとても狭く、人が一人通れるくらいの大きさで、砂をシャベルでかき分けて洞窟入り口がやっと見えてきました。
スルル洞(スルルガマ)の入り口は女性を象徴しているそうで、人類の誕生の象徴です。
女性の子宮を象徴したスルルガマの入り口を前に、自然が作り上げたこの洞窟に、宇宙の創造とエネルギーを感じた時を過ごしました。
渡具知さんも子供の時からここに来ていて、古宇利島の女神が祈り感謝する場所だそうです。
全員が洞窟に入ると、渡具知さんのお話が始まりました。
スルル洞は、黒龍神と海の波動が充満している場所なので、ここに来ることで両方の波動を充電して帰ってほしいと言う事でした。
一人ずつ、渡具知さんが祈祷をしてくれます。
背中をぽんっと叩かれるので、何だか気持ちと身体がスッキリしたような感覚でした。
スルル洞の奥には紫の石の場所がありました。
スルルガマの神様の波動は黒龍神の波動で、紫色の波動を発しているそうです。
その日は水位が膝くらいまでありましたが、そのまま水の中を進み、紫の石の前で神秘的な空間を味わいました。
スルル洞の周りを海に入り一周したり、しばらく洞窟の内外を散策することにしました。
その後ツアーについているお弁当が配られますが、そのお弁当の内容の充実さと美味しさに感動です!
お腹も満たされ、スルル洞散策も楽しみ、洞窟の冒険心と神秘を体感してツアーを満喫できました!
古宇利島への行き方とパワースポットとは?

ツアーが終わり次は古宇利島の行ってみたかった場所に足を運びました。
古宇利島は那覇から屋我地島を経由して古宇利島大橋を渡って1時間30分程かかる場所にあります。
見どころは古宇利島大橋を渡っている時の海の透き通る青さです。
古宇利島大橋は無料で渡れ、全長2020mを車で走りながら絶景を眺められます。
特に晴れた日の景色は海の青さがとても素晴らしいです。
古宇利島は車で一周するのに15分もあれば周れてしまう、のどかな風景の広がる島です。
古宇利島への行き方
那覇から古宇利島までの行き方を見ていきましょう。
「那覇空港から古宇利大橋まで高速道路利用の場合」
豊見城・名嘉地ICから許田ICまで行き、そこから一般道の国道58号線の辺戸岬方面へ北上します。
途中から、世冨慶交差点から名護東道路を使うと近道になります。
ティーヌ浜のハートロック

古宇利島で人気のパワースポットと言えば、ティーヌ浜というビーチにあるハートロックです!
アイドルグループ「嵐」がJALのコマーシャル撮影をしたのが、このハートロックのあるティーヌ浜で、人口350人ほどの古宇利島に「嵐」ファンが多いときで、年間80万人も訪れたとか。
それほど、この小さい島が有名になった場所がハートロックなのです。
古宇利島は沖縄版の「アダムとイブ」伝説があり、空から男の子と女の子が降りてきて、古宇利島でアダムとイブの様に裸で生活をした事から、琉球人の祖となったお話が語りつがれています。
そのため恋の島と呼ばれ、ご縁結びや子宝に恵まれる島として有名になりました。
そしてティーヌ浜にあるハートロックは海の中にある2つの岩が象徴です。
波が時間をかけて岩を削り、形がハートに見えることから「ハートロック」と名付けられました。
この二つの岩が重なり合って、キレイなハート型に見えると、「恋が叶う」と言われています。
干潮時には、二つの岩と岩の間に逆さのハートの形が見えるので、その角度から見たい場合は干潮時刻を調べてから行くことをお勧めします。
ティーヌ浜の近くの駐車場には有料のシャワーもありますし、遊泳することも出来ますが、少し波が荒いので、海水浴というよりは景色を楽しむ場所でしょう。
ここでは、宿泊したホテルがティーヌ浜から近かったので、朝早くに朝食のサンドイッチとゴザをホテルの方から用意してもらい、まだ誰もいないビーチで、ハートロックと青い海と空を眺めながら、最高の時間を過ごせました。
ビジュルヌメー御嶽

ビジュルヌメー御嶽は古宇利島に7つある御嶽の一つです。
秋篠宮様殿下と紀子さまもビジュルヌメー御嶽に子宝の祈願に訪れた事は有名で、男の子を授かるという言い伝えがあるそうです。
ビジュルヌメー御嶽への行き方ですが、古宇利島大橋から時計回りに車で進むと、カフェの看板が見えてくるので、そこから5分くらい行くとビジュルヌメー御嶽の入り口があります。
短い階段の上には柵の扉があり、ビジュルヌメー御嶽という看板は出ていませんので、分かりずらいかもしれません。
入り口には柵があり、その先は勝手に入っては行けない神聖な場所です。
子宝祈願をする場合は、上の記事欄でもご紹介した「龍乃宮館」へお問い合わせして下さい。
まとめ

古宇利島は少し足をのばして、離島気分を味わいたいと思われる方にもお勧めの場所です。
船に乗らなくても、車で橋を渡ればエメラルドグリーンの海を眺めながら、ドライブすることが出来ます。
ダイビングやシュノーケリングをするにもいいですね。
小さな島ですが、観光客も多いのでホテルやカフェもありますし、自然を感じながらゆったりとした時間を過ごす事が出来ます。
こちらで紹介した古宇利島の見どころのハートロックも、とても人気の高いパワースポットです。
今回は古宇利島の龍のいるスルル洞の洞窟に行くスピリチュアルなツアーに参加したのですが、洞窟に入るという体験は普段なかなか出来ないと思います。
せっかく沖縄に行くなら沖縄ならではのディープな体験をしたい!と思っている方に、スルル洞の龍のいる場所に興味をもって頂けたら、こちらを見て、行き方の参考にしてもらえたら嬉しいです。
ここまで、「沖縄の龍のスピリチュアルな場所と古宇利島への行き方とパワースポットとは?」をお読み頂きまして、ありがとうございました。